皆さまこんにちは^^ap park fes ‘18実行委員会のたっきーと申します。
今回の記事は「あなたは何色に見える?ミスチルナカケーの相棒ベース」をお届け致します。
(写真(1)写真左から、「フェンダー ジャズベース」「グレコ バイオリンベース」。※筆者所有のベースです。)
突然ですが・・・皆さんは以下の画像は何色に見えますか?
赤・・・?オレンジ・・・?朱色・・・?
判断がつきにくい色かと思いますが^^;
ミスチルのナカケーこと中川敬輔さんは、ミスチルのベーシストです。
ナカケーさんは、ミスチルの楽曲を支える安定したベースラインを提供してくれています。
今回はそんな中川さんのベースギターについて書いてみたいと思います!
■中川さんの相棒!フェンダー ジャズベース
(写真(3) Fender JASS Bass ※筆者保有のベースです。)
ミスチルファンの方なら、一度は見たことがあるのではないでしょうか?
中川さんはこのフェンダージャズベースを高頻度で利用しています。
実はこの独特な塗装は「Fiesta Red(フィエスタレッド・フェスタレッド)」と呼ばれています。・・・そう、実は赤なんです!!
しかし、中川さんのベースは長きに渡って利用しているうちに色合いが変化し、オレンジ色に見えることから、「オレンジ君」と呼ばれているようです。
実は、筆者がミスチルコピーバンドを始めた時はベース担当だったため、この「Fiesta Red」のジャズベースには非常に憧れました。
本家中川さんが使用するベースは、フェンダージャズベースでも1964年に生産された貴重なもので、その一番の特徴は、ヘッドも「Fiesta Red」で塗られていることです。
へッドとは、ギターの最上部の部分のことで、弦が巻き取られており、チューニング(調弦)できる部分です。
筆者所有のベースのヘッドは木目模様になっておりますが、中川さんのベースは、ここも「Fiesta Red」で塗られています。
(写真(4) 「ベースのヘッド」の画像。)
ヘッドも「Fiesta Red」で塗られた中川さんモデルのベースは、市場に出回ることはほぼなく、仮に出たとしても、100万円以上はするかもしれません。。。
私の知人は少しでも中川さんのベースに寄せるために、自前でこの「Fiesta Red」をの色を再現し、塗装を施していたりします。
ミスチルファンの中でも、特に中川さんファンにとって「Fiesta Red」は、憧れる特別な色だと思います。
もう少し、色以外のギターの話をしましょう。
もう一つ、中川さんのベースには大きな特徴があります。それは、「弦」です。
中川さんが使用する弦は、弦の周りに更に線が巻いてありますが、その線の断面は平べったく、四角い断面の線になっています。
どんな弦かというと、写真(5) のような、ツルツルな弦になります。
(写真(5) 「ツルツルな弦」の画像。)
これは、「フラットワウンンド」と呼ばれる弦で、実は、クラシックで使われるコントラバスも一般的にはこのフラットワウンド弦になっています。
一方、断面が丸い線が巻かれた弦は、「ラウンドワウンド」と呼ばれ、ハードロックではよく利用されており、音色はビンビン!という高音が効いたアタックが強い音がしますが、フラットワウンドのベースは、ボンボン、という感じの丸い音がします。
また、弦の違いによる奏法への影響もあり、フラットワウンドではスライド奏法(弦を擦るように音の高低を付ける弾き方)がしやすいと思います。
ただし、弦と指の摩擦は大きいので、逆にスライド奏法はしにくいとの声もあります。筆者としては、慣れればやりやすいと思います。
中川さんのベースサウンドは、フラットワウンドが生む丸い音と、スライド奏法も多用された抑揚あるベースラインが特徴となっています。
そして極め付きは、やはりあの独特な「Fiesta Red」の色、これらをもって中川さんのベースが構築されていると思います。
このFender JASS Bass以外にも中川さんは沢山のベースを利用しています。
高頻度、というより、筆者が好きなベースとなってしまいますが・・・「バイオリンベース」という種類のベースがあります。
(写真(6) Greco Violin Bass ※筆者所有のベースです。)
このベースを見て誰かを思い出しますでしょうか?
そう、あのビートルズのボーカル&ギター、ポールマッカートニーの主使用のベースも、このバイオリンベースです。
非常に小さなボディで、中は空洞となっており、より丸みを帯びた音色となっております。
中川さんはポールマッカートニーと同じ、ホフナー社製のバイオリンベースを「Image」や「いつでも微笑みを」などで利用しております。
特に、ライブ音源を聴くと、いつもとは違うベースサウンドなので、是非改めて聴いて頂ければと思います!^^
中川さんはとあるテレビ出演時に、このようなコメントをされています。
「僕たちは、やっぱり桜井の歌が好きで、歌が一番いい形で聴こえるバランスっているのをずっと模索してて、一ベーシストとしての欲っていうのがないので・・・」
非常にバンド愛を感じるコメントですよね!
欲がないとはありますが、中川さんのベースはミスチルサウンドには不可欠なベースライン、かつ、桜井さんの歌が引き立つための非常に深い拘りを感じられます。
何度も聞いたミスチルの曲でも、中川さんのベースラインに耳を傾けると、また新たな発見があるかもしれません。
次回は、「ファインプレー!ミスチルJENがライブでのトラブルを回避!」をお届けします。
どうぞお楽しみに!!
◆記事について
このHPではMr.Children(ミスチル)に関連する、興味深く、ちょっとマニアックな、もっとミスチルが好きになるような記事を記載させて頂きたいと思います。お気軽にご覧ください。
◆掲載予定記事一覧
・ミスチルライブサポートメンバーとサウンドの変遷
・そこまでやる⁈名曲himawariの田原さん拘りプレイとは?
・どうしてそうなった⁈ミスチルの名曲の仮タイトル伝説
・ファインプレー!ミスチルJENがライブでのトラブルを回避!
And more !!
(※更新時期は不定期、上記内容は予告なく変更となる場合があります。ご了承ください。)
◆開催決定!ap park fes 2018!!是非お越しください!
イベント名:ap park fes 2018
日程:2018年9月2日(日)
会場:所沢航空記念公園野外ステージ
(埼玉県所沢市並木1−13)
時間:13時00分開場
13時15分開演
17時00分終演
18時00分閉場
観覧:無料
出演:①Park Band Neo(邦楽コピー)
②Mx.Children (Mr.Childrenコピー)
③Park Band Chronicle (Bank Bandコピー)
④Park Band (Bank Bandコピー)
◆筆者紹介
ハンドルネーム:たっきー
自己紹介:
1990年1月生まれ、2002年当時小学生だった筆者は、友達からミスチルの「名もなき詩」のCDを借りて衝撃を受け、以降ミスチルの虜に。2003年、中学2年生の時にギターをはじめ、ミスチルの「くるみ」のコード弾きができるようになる。2005年から3年間の高校時代は吹奏楽部でトロンボーンを経験し、大学生となる2008年以降はMr.Childrenのコピーバンドをいくつか経験して今に至る。主にエレキギター、エレキベースを担当。
※この記事、今後掲載する記事は、Mr.Childrenのファンによる、Mr.Childrenをより好きになって頂くこと、ap park fesを知って頂くことを目的に投稿させて頂いております。
本家、Mr.Childrenや事務所の非公式となりますが、適切な運用を心がけておりますので、ご了承頂けると幸いです。万が一、不適切と思われる内容がありましたら、ご指摘をお願い申し上げます。
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